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12月のおすすめ本①が本棚に仲間入りしました

*12月のおすすめ本①*

こんにちは。
アドベントカレンダーも、残すところあと4日。サンタさんの足音が少しずつ近づいてきましたね。
サンタクロースの、1年に1度の大仕事のことを考えると、大人としては応援モードに!
子どもたちの願いが届いてほしい……クリスマス当日に(サンタさんの)事故がありませんように……子どもたち夜はぐっすり眠ってほしい……などなど。
サンタさん、トナカイ、ツリー、リース、プレゼント、といった、クリスマスを彩る絵本は数多くあります。
「私たちの知らないところで、こんなことが起こっていたらたいへん!」と、もっともっとサンタさんを応援したくなるような1冊を、今年のクリスマスにいかがでしょう?

大都会の一番高いビルのてっぺん。
なにやら不穏な空気が漂っています。
なんと、世界でよりぬきの大どろぼうたちが、どろぼう大作戦を企てているのです。
サングラスに白ひげ、揃いにそろってコワモテの彼らが盗もうとしているのは、そう、サンタ・クロースなのです。
クリスマス・イブの前の夜、もう空を飛んでいるサンタ・クロースが、巨大ロケットでさらわれました!

ところが、どうでしょう。
決行日が悪かった。悪すぎました……。クリスマス直前だなんて、子どもたちが、鈴の音に耳を傾け、いまかいまかと待っているときではありませんか!
南のかくれがで、何百という子どもたちの怒鳴り声が。
だだっ広い砂漠でも、怒った子どもたちの姿が。
ジャングル、東の山、あちらこちらで子どもたちの叫び声がこだまして、着陸ができないほどです。

「おてあげだ」
子どもたちの様子に、泣く泣く計画を断念する大どろぼうたち。
でも、失敗に終わったと思いますか?
思い出してくださいね。彼らは、今、みなサンタ・クロースに変装しているということを。
子どもたちの思いを裏切らないための仕事の準備は万端なんです!

さて、はじめてサンタ業をやってみた大どろぼうたち。
コワモテが、「やり遂げた」感あふれる清々しい表情を浮かべているではありませんか。
もしかして、この瞬間こそが、子どもに限らず、誰にでも平等に与えられるギフトなのかもしれません。
スリルも、ユーモアも、ぬくもりも一度に感じられる、そう、まるでクリスマスに贈られたいプレゼントのような1冊です。

(スタッフ 武本)

書籍名:『そりぬすみ大さくせん』
出版社:評論社
著者:マイケル・フォアマン/作 せた ていじ/訳
出版年:1999年
定価:1,650円(税込)