夏の風物詩である「蚊取り線香」が題材になっているこの絵本。
蚊取り線香の煙はもんもんと漂い、ぽとんぽとんと蚊が落ちていきます。
しかし、この蚊取り線香はどうやら普通のものとは違ったようです。
ぽとんぽとんと落ちていくのは蚊だけではなく……。
リズミカルな文章と、次々と蚊が煙で落ちていく様子にはじめは愉快な印象を持ちます。
ただ、あまりにもいろいろなものがぽとんと落ちていくため、だんだんハラハラとしてくる……という、とても面白い絵本です。
最近、この絵本に出てくるような「蚊取り線香」を目にする機会が減っている気がしますが、みなさんの周りはいかがでしょうか?
ぜひ、この絵本を通して日本の夏を満喫してみてくださいね。
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