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書籍名 さくら子のたんじょう日
出版社 童心社
著者 宮川ひろ/作 こみねゆら/絵
出版年 2004年
定価 1,300円+税

あ ら す じ

小学2年生のさくら子は、お母さんと一緒に名前をもらったさくらの木に会いに行きます。
半分に折れてしまった栗の木のウロから元気に育ったこの木は「みごも栗」と呼ばれ、「赤ちゃんを授かりますように」、「赤ちゃんが元気に育ちますように」と様々な願いをもった人がお祈りにくるようです。
さくら子のお母さんも「みごも栗」にお祈りをして、さくら子を授かったのだと、さくら子を膝の上に抱きながら教えてくれました。
そして小学6年生の春、さくら子は若いうちに亡くなった「はる子おばちゃん」の命日と自分の誕生日が同じことに気が付き…。
この絵本をはじめて読んだとき、話の展開に驚きました。
その事実に対するさくら子の揺れる心情が繊細に描かれており、読み終えた後、自分も大切な人と寄り添いたくなる絵本です。



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