書籍名 ペツェッティーノ 出版社 好学社 著者 レオ＝レオニ／文・絵　谷川俊太郎／訳 出版年 1978年 定価 1,456円＋税 あ ら す じ 他のみんなに比べてちいさいペツェッティーノは、自分はきっと誰かの取るに足らないぶぶんひんなのだと思い込んでいます。 そしてある日、自分が誰のぶぶんひんなのか確かめる決心をして、旅に出ます。 はしるやつ、つよいやつ、およぐやつ…みんなに聞いて回りますが、ペツェッティーノは誰のぶぶんひんでもありません。 最後にかしこいやつに聞いてみると、「こなごなじまへ いって ごらん」と言われます。 こなごなじまで、ペツェッティーノがみつけたものとは…？ 誰しも、他の誰かと比べて、自分が劣っているように感じることがあると思います。 ペツェッティーノの心の動きや気付きは、読み手の心情と重なり、最後は「自分は自分でいいんだ」と、温かく肯定してくれる絵本です。 是非、実際に手に取って読んでみて下さい。 ■ バックナンバーはこちら