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書籍名 |
ひとりでおとまりしたよるに |
出版社 |
徳間書店 |
著者 |
フィリッパ・ピアス/文 ヘレン・クレイグ/絵 さくまゆみこ/訳 |
出版年 |
2014年 |
定価 |
1,400円+税 |
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ある日、エイミーが言いました。「わたし、おばあちゃんちに一人でおとまりしに行きたいな」
お母さんは、「ひとりでだいじょうぶ?」と聞きますが、
エイミーは「だいじょうぶ。私がいない間、お母さん何してる?」なんて聞きながら出発します。
ひとりでの初めてのおとまりです。それも、三回もおばあちゃんちに泊まるのです!
エイミーは、お守りにおうちから3つのものを持って行きます。
さて、最初の晩。少しさびしくなったエイミーはおうちから持ってきた宝物を出します。
すると起こった不思議なことは……?
お母さんや弟のもとを離れるドキドキ感。自分の一番のよりどころであるお母さんへの気持ち。
一人の女の子が初めてのおとまりを通して、少し成長する姿が細やかに、そしてファンタジックに描かれています。
作者は児童文学者のフィリッパ・ピアス。絵は『アンジェリーナ』シリーズでおなじみのヘレン・クレイグ。私はこの本の裏表紙で初めて知ったのですが、フィリパとクレイグには共通のお孫さんがいる親せきなんだそうです!こんなにすごいおばあちゃんが2人もいるお孫さん、幸せですね。 |
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