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書籍名 歯いしゃのチュー先生
出版社 評論社
著者 ウィリアム・スタイグ/文・絵 うつみまお/訳
出版年 1991年
定価 1,300円+税

あ ら す じ

歯いしゃのチュー先生は、腕ききと大評判。
モグラやシマリスなど、先生と同じくらいの大きさの患者も来れば、ブタ、ロバ、ウシなど、体の大きな患者も来ます。
そういう時、先生は患者を床に座らせて、自分ははしごによじのぼって治療をしますが、ほんとうに大きな患者だと、それでも届きません。

そんな時は特別室に案内し、自分が宙づりになって、患者の口の中に入って治療をします。
ですから、自分をパクリと食べてしまうような危険な動物は、来院を断っていました。
ネコやキツネなどに、ひとのみにされてしまってはたいへんです。

そんなある日のこと。
評判を聞いてやってきたのでしょう。
ほっぺを包帯でぐるぐる巻きにしたキツネがやってきました。
もちろん治療はお断り……と言いたいところですが、すごく痛むのだと、涙をこぼして訴えるキツネを見かねて、中へいれてやりました。

早速、治療が始まります。
キツネを床に座らせて、先生ははしごを使い、キツネの口の中へ。
痛みに苦しんでいたキツネですが、ふとこの時、あることに気づきました。

自分の口の中に、おいしそうなネズミがいることに!!

さて、先生は食べられてしまうのでしょうか?
それとも無事に治療を終えるのでしょうか??
ハラハラドキドキしながら、結末までをひと息にお楽しみください。




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