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書籍名 ぼくはきみできみはぼく
出版社 偕成社
著者 ルース・クラウス/文 モーリス・センダック/絵 江國香織/訳
出版年 2014年
定価 1,000円+税

あ ら す じ

5月9日。
それは、ちえの木の実が、毎年新しい1年を始める日。

この場所を訪れてくださる方に、すてきな想い出をきかせてくださる方に、また来るね!と笑顔で帰る子どもたちに、そして、このホームページをご覧くださっている皆様に、いつも伝えたいのは、言葉にならないほどの、たくさんの嬉しいとありがとうの気持ち。

新たな始まりの日に、どうか想いが伝わりますように。
伝わるといいな、と願いをこめて、愛と友情のこの絵本を。

友達を待つ時間。
たくさん待っても、もっと待っても、もっともっと待っていられる時間。

散歩には手をつないで出かける。
いろんなものをとりかえっこする。

遠くに行くときは、とっておきのプレゼント。
もちろん、ずっととっておく。

誰かが馬の絵を描いてくれるなら、くらは2つ描いてもらう。
自分のと、大好きな友達の分と。

愛っていうのはハガキを出すこと。

さると友達だったら、母の日とかいろんな記念日があるように、「さるの日」を願う。

夢を配ることができるなら、皆にすてきな夢を配ろう。
きみにも、きみにも、きみにも。

詩のように綴られた、嬉しい、だいすき、ありがとうの気持ち。

たくさん描かれた豊かな表情の子どもたちの姿が、大人に優しく、素直な気持ちを取り戻させてくれる絵本です。




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