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書籍名 しりたがりやのちいさな魚のお話
出版社 徳間書店
著者 エルサ・ベスコフ/作・絵 石井登志子/訳
出版年 2000年
定価 1,300円+税

あ ら す じ

3匹は、文字通り立ち上がります。
強い意思と、仲間を思う心によって。
その姿は、なんともユニークですけれど。

スイスイは、ちいさな魚の子。
両親はいませんが、自分をかわいがってくれるおばさん達と、きれいな湖に暮らしています。

スイスイは、とてもしりたがりやです。
広い湖の中をあちこち泳いで見てまわり、時には危ない目にもあいました。

やさしいカレイのテンテンおばさん、りっぱなコイのピカピカおじさん、つよくてするどい歯をしたカワカマスのガミガミおじさん達は、その度にスイスイに言い聞かせます。
なんでもかんでも首をつっこむのじゃないよ、と。

でも、そんなことでスイスイのしりたがりにブレーキはかかりません。

ある日、初めて目にする桟橋のたもとで、興味深くいろいろ観察していると……突然、何かが口にひっかかり、「上の水のないところ」に釣り上げられてしまったのです!

湖からスイスイを連れ去ったのは、ニンゲンの子・トーマスでした。
スイスイを助け出すべく、テンテンおばさん達が立ち上がります。

まず目指すのは、蛙の魔女のもと。
さて、彼らは陸で息をし、無事にスイスイを助け出すことができるでしょうか。

原書初版は1933年。
北欧で生まれたこの絵本は、今も世界中で楽しまれています。




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