“ごぶごぶ ごぼごぼ” 皆さんはこの音を聴いて、何を想像しますか? 地面から湧く、水の音? お風呂のお水を流す音? うがいをする時の音にも、似ているかもしれません。 この絵本は、ずばり音をテーマにしています。 声に出して読んでみると、その音のイメージがどんどんふくらんで 広がっていきますから、繰り返し読んでみたくなります。 ただ文字を拾って読むのではなく、 ぜひ、頭の中で何かを想像してみてください。 それから、声に出してみます。 “ごぶごぶっ ごぼごぼっ”と元気よく読んでみてもいいですし、
“ごぶごぶごぶごぶ……ごぼごぼごぼごぼ……”と、 小さく音をつなげて読んでみても面白いかもしれません。 挿絵は、その音に合わせてどんなものにも想像できるよう 色と形だけで構成されていますし、 また、本そのものには、ちょっとした楽しいしかけも施されています。 読み方を変えたり、あかちゃんに語りかけたりしてあげながら、 繰り返し、何度も読んであげてください。 読むうちに、読み手自身も楽しくなれる本です。 |