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書籍名 |
きんいろのとき |
出版社 |
ほるぷ出版 |
著者 |
アルビン・トレッセルト/文 ロジャー・デュボアザン/絵 えくにかおり/訳 |
出版年 |
1999年 |
定価 |
1,400円+税 |
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おひさまの沈む時間が、だんだんと早くなり、 涼しい夜風が、虫たちの鳴き声を運んでくる季節。 いよいよ秋です。 どこからか、ちゃぐちゃぐと音が聞こえてきます。 そう、それは、こがね色に染まった穀物を収穫する刈りとり機の音。 そして、その音に混ざって、小さな小さな音をたてるのは、 麦のつぶや落穂を食べにやってきた、ねずみや小鳥たち。 森の動物だって、負けずにせかせかと走り回ります。 木の実を拾うのに大いそがしなのです。 この絵本は、実りの季節に精をだし働き、 ひとつひとつの収穫に喜びと感謝を見出す、
「秋」という季節そのものに焦点をあてた、美しいものがたりです。 ひとたびページをめくれば、そこはもう秋まっさかり。 都会ではなかなか聞くことのできない音や、 得ることのできない体験に出会えるでしょう。 |
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