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書籍名 子どもとたのしむ101のあそび
出版社 童話館出版
著者 童話館出版編集部/編・著 長谷康/絵
出版年 1998年
定価 1,429円+税

あ ら す じ

子どもにとっての遊び。
本来それは、生活そのものであり、
それはまた、遊びの中に生活があると言えるようなものではないでしょうか。

この本には、101もの「あそび」が
温かみあるイラストを添えて紹介されています。
無数にある「あそび」の中から、あえてここに掲載されたものは、

・ 伝承されてきた「あそび」を大切にし
・ 特別でない、身近な材料で遊べるものであり
・ 無理に作られた「あそび」ではなく、自然に楽しむことのできるもの
・ 創造性と想像力を刺激し
・ 環境や自然への関心を深める「あそび」

上記を満たすものに重きを置かれたものです。
特に、親子で・家族で遊ぶことのできるものに注目して構成されているところに
現代の子どもたちを脅かす、テレビやゲーム、アニメ映画など一辺倒の過ごし方から
そうではない時間の過ごし方に気付かせてくれる、
大切な一冊と成り得ることでしょう。

   家族みんなで出掛けるのも、体にやさしくおいしいものをたべるのも、
   お風呂にはいるのも、絵本を読んでもらうのもだいすき。
   でも、おとうさんと、おかあさんとあそぶのもだいすき。

そんな風に子どもの言葉があったなら、
もうそれは是非、新聞を閉じて、家事の手をしばし休めて、
はりきって一緒に遊んでみるのもいいものです。
いつしか、大人の方が真剣に「遊びこんで」いるかもしれませんよ。
ひとつの遊びが、オリジナルの何かに変化していくことも、
子どもたちの創造性をより力強く押し上げてくれることでしょう。

まずは、テレビを消して、時間を惜しまず、
子どもが「そう」あってくれる今を大切に、
親である自身を、共に楽しく過ごしてみてくださいね。



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