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書籍名 日本の昔話かるた
出版社 福音館書店
著者 監修・小澤俊夫  絵・赤羽末吉  文・日野十成
出版年 2006年
税込定価 1,260円

あ ら す じ

かるた遊び ─ おそらくは誰もが
幼い頃に、そんな紙札を使った遊びを家族で楽しんだことだろう。

取り札を、平面に見やすく広げる。
読み人が、読み札を読みあげたら、
それに符合する絵札を叩き、はじき、あるいは押さえて・・・取る。
懸命にそれを繰り返し、取った絵札のいちばん多いものが勝ち。

とてもシンプルな遊びである。
そして、シンプルであるが故に、
年齢を問わず子どもが楽しみ、多くの家庭で親しまれ、
今なお引き継がれる日本文化のひとつとして、様々なかるたが生まれている。
 
 そもそもかるたが日本に伝来したのは、西暦1,500年代の頃とのこと。
諸説あるが、ポルトガルの遊びと、日本独自のものが相俟って、
長く、大人達の遊びとして広まり、
1,800年代も終りの頃に、子どものためのかるたが生まれたときく。
「いぬぼうかるた」「いろはかるた」「ことわざかるた」
これら伝統的なかるたもまた、地方により、その札が様々でおもしろい。

「いぬぼうかるた」の『い』の札を例にとってみる。
『いぬもあるけばぼうにあたる』これは、江戸版。
でも、他の地方では『一寸先は闇』『一を聞いて十を知る』などと変わる。
記憶に残る札は、どれだろうか・・・と思いめぐらせてみるのも、
年が明け、縁故の者が多く集まった席で、楽しい話題になるかもしれない。

「日本の昔話かるた」は、数百年という時間を後にして
いまの時代に生まれてきた。
「日本の昔話」(全5巻)に収められた数ある昔話の中から
特に代表的なもの50点を選んで作られている。

「かさじぞう」「スーホの白い馬」でおなじみ、
赤羽末吉(あかばすえきち)さんの格調高い絵と
日野十成(ひのかずなり)さんが心を込めて作った、
幼い子たちにも楽しめる平易で簡潔な読み札によって、
多くの家庭で、楽しい時間を過ごすことの出来るすてきな“こばこ”となった。

祖父母から、そして両親から昔話を聞き、これを楽しむ。
これを楽しんで、そして昔話を聞く。
それは双方にとって、どれほどの大切な時間と成り得ることだろう。

 
【 ねずみのもちつき でたばたこーん じいさまたんと めしあがれ 】

─ ねずみのもちつき

【 まんまんと かれきにはなを さかせましょ 】

─ 花咲かじい


さてさて、次はなんでしょう?答えは、あのこばこの中に。

【 やねからずしん うすがおち わるいおさるを やっつけた 】
【 雪をかぶった お地蔵さん さぞ寒かろう 笠あげよう 】
【 へこきじいの への音は あずきさらさら すっぽらぽんのぽん 】



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