|
|
|
書籍名 |
ねえさんといもうと |
出版社 |
福音館書店 |
著者 |
作/シャーロット・ゾロトウ 絵/マーサ・アレキサンダー |
出版年 |
1974年 |
定価 |
1,100円+税 |
|
姉さんがいるって、すてきなことです。 何をするにも、二人一緒なら楽しいし、 頼りがいがあって、そばにいてくれると安心できます。 でも、そんな頼りになる姉さんは、ときに母さんのようにもなります。 “さあ”だの、“ほら”だの、“こうなさい”だの、“だめよ”だの・・・。 姉さんは、妹や弟を思うばかりにこんなことばを使うのです。
この本に登場するねえさんも、いもうと思いのやさしいねえさんでしたが、 なにかにつけていもうとに“こうなさい”と言うのでした。 いもうとはある日、そんなねえさんから離れてひとりになってみたくなり、 こっそりうちを抜け出すのです。いちめんの野菊のはらっぱへ・・。 ねえさんがいもうとを、そしていもうとがねえさんをいたわる場面には、 胸を打たれる方も多いのではないでしょうか。 思いやりの心が随所に溢れる、美しい物語。 |
|
|
|
|